project
①現代の"阿弥衆"をつくる
阿弥衆(あみしゅう)とは、室町時代以降に和の文化の礎をつくった芸能集団のこと。観阿弥、世阿弥など、名前に「○阿弥」と付くのが特徴です。この阿弥衆は、時宗という仏教の宗派から生まれました。実は、七万寺のある式阿弥町(しきあみちょう)の名前は、その昔に時宗の道場があったことから由来しているのだそう。偶然にも町の名を冠したSHIKIAMI CONCONのなかに生まれた七万寺は、そのコンセプトの「共創」を実現すべく、お寺をゼロからつくっていくクリエイターたち、つまり現代の"阿弥衆"と浮世を踊ることを目指しています。第一弾の阿弥衆との作品はCOMING SOON。楽しみにお待ちください。
②世界一小さなイベントコミュニティ
ふと思ったのですが、話したいときに話せる人がいるのって、すごく幸せなことだと思ったのです。人生を変えてくれた映画監督がいる、散歩しているときにいつも見かける花がある。そんなこころに耳を傾けてくれる誰かがいると「人生、捨てたもんじゃないな」と思ったりするのです(私は)。だから、世界一小さなお寺である七万寺では、誰かのふとした"感情"を基調とする世界一小さなコミュニティを立ち上げたいと思いました。それが「奴ら」です。古畑任三郎に夢中な奴ら、讃岐うどん以外のうどんが好きな奴ら、なんでもいいと思います。そんな雑な井戸端会議から、チャット、そしてやがてコミュニティと言える何かになるのではないでしょうか。「奴らの仕業だ」って人生で一度は誰かに言われたいセリフだったんです。楽しい奴らがたくさん生まれますように。